見出し画像

デザインがズレる3つのポイント - 何か違うの原因と解決

「何か違うんだよね。」

デザインしているとよく出会う。
場合によっては、誰も解決策がわからず途方に暮れる、あれ。

最近思うのは、

「何か違うんだよね」は、デザインのズレのようなもの。
そして、いつも同じようなポイントでズレが起きてる。

ということです。

ズレは、だいたい無意識的に起こるので、そもそも問題点を見つけるのに時間がかかります。「ズレ」 = 「問題点」が早い段階でわかれば、どう修正するか、に集中できるので、少しだけ早く答えにたどり着ける、そんな気がしてます。

目次
デザインがズレる 3 つのポイント

 1. コンセプトのズレ
 2. パターンのズレ
 3. 精度のズレ
おわりに

***

デザインがズレる 3 つのポイント

1. コンセプトのズレ

コンセプトの曖昧さがズレを生んでいるケース。

デザインする前に、コンセプト = どんな感じにするか、を決めると思います。このコンセプトが漠然としていると、後々、迷子になることが多いです。コンセプトでは、「①情報優先度」「②世界観」を決めておくとスムーズに進みやすいです。

それぞれ簡単に説明します。

①情報優先度

何を最も伝わりやすくするか。
ほとんどのデザインには、複数の要素が存在します。それの、どの部分を一番大事にするべきなのか。当たり前なのですが、これが一番大事です。

たとえば、

『来週から 30% オフの夏セールがはじまります。』

というバナーをデザインする場合、『来週』『30% オフ』『夏』のどれを優先的にデザインするのか。

この優先度は、バナー単体ではなく、
どんなユーザーに、どんな環境で、どんな風に魅せたいか、もしくは、魅せると良いのか。つまり、デザインの文脈をどれだけ理解して、優先度を決められるか、が大事になります。

なんとなくで、「30%オフだろー」と決めると、後々、「何か違うんだよね」に繋がります。企画担当がいるなら、ちゃんと擦り合わせておくとスムーズです。

②世界観

デザインをみた人にどんな気持ちになってほしいか。
ペルソナが好みそうなデザインにする、では不十分かなと思います。

たとえば、

「見た人が驚く新鮮なイメージで」

の場合

驚きとは
「あっ」なのか「おっ」なのか、それとも「うわー!!」なのか。

新鮮とは

「若々しい」なのか「最近流行りのデザイン」なのか、それとも「今までとは雰囲気の異なる」なのか。

コンセプトは、抽象度が高く、人それぞれ定義が異なります。明確化しておくと、「何か違うんだよね」の「何か」を、コンセプトを軸に話せるので、オススメです。

たとえば、

「あっ」にするつもりだったけど、「うわー!!」ぐらいの驚きが必要だった。この理解不足が「何か違う」の原因ではないか。

のようなイメージです。

ちなみに、世界観の共有は Folio さんの記事が好きです。

***

2. パターンのズレ

デザインパターンとコンセプトの不一致がズレを生んでいるケース。

コンセプトを決めたら、デザインを作っていくと思います。ラフを作るときは、とりあえず大量のアイデアを作ると思いますが、無意識にコンセプトからズレることがあります。もちろん、このフェーズで、コンセプト変えよう、となることもありますが、それはまた別の話。

デザイン工程に入ると、成果物に愛着が芽生えますし、コンセプトの文脈ではなく、見栄えとしてどれがいいか、で判断してしまうことがあります。
見栄えはいいけど、文脈的に少しだけズレてる。この「何か違うんだよね」が一番やっかい。見た目は悪くないので、修正箇所がパッとみ、わかりづらい。途方に暮れるパターン。

コンセプトとパターンの関係は、厳密にはデザインではないですが、竹村さんの記事がわかりやすいです。竹内さんの表現をお借りすると、サビにしたいところと、実際サビになっているところが異なっているケース、ですかね。

***

3. 精度のズレ

スキル不足がズレを生んでいるケース。

これは、わかりやすいですね。コンセプトもデザインパターンの選択もあってるのに、カタチにするスキルがない場合に起こるズレ。ぼくも良く経験します。

単にスキルと経験不足からくることが多いですが、表面上だけ「良いデザイン」を真似る、を続けていると、似たようなデザインで毎回「何か違う」に出会うことになります。

「良いデザイン」かどうかは、デザインの文脈にどれだけマッチしているか、に依存します。やみくもに、「良いデザインを真似る」ではなく、「良いデザイン」の共通点を分析して構造から理解する、までやらないと、結局「何か違う」になることが多いように感じてます。

最近流行ってる UI トレースや dailyUI はこのあたりの訓練に向いてる印象です。個人的には、水野さんの「王道」と「流行」のやり方が好きです。

***

おわりに

今回は、デザインのズレ、について書きましたが、完全に無くすのは不可能かなと思ってます。できるのは、ズレを最小限にすること。そして、最短でズレを調整すること。というか、それくらいに思ってないと、毎回挫折してツラくなってきますし。

あと、他の人と比べるよりも、前回の自分と比較して、上手くできた・できなかったを意識してコツコツやっていきたいと思います。じゃないと、「ひがみ」というダークサイドに落ちてしまう。

最後にまとめます。

デザインがズレる 3 つのポイント
1. コンセプトのズレ
 → 優先度 + 世界観 の明確化をしよう
2. パターンのズレ
 → デザインの文脈を意識しよう
3. 精度のズレ
 → コツコツ良いデザインの構造を学ぼう

よーし、がんばろう。

***

おわりのおわりに

この記事が役に立ったぞ!という方、お気軽に「いいね」「シェア」いただけますと、素直にめちゃくちゃ嬉しいです。

それでは、

最後まで読んでくださってありがとうございました!

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

サポートいただけた場合、書籍や note に使いたいと思います! ただ、note はあたまの整理とノウハウ共有が目的なので、もし参考になったよ、という場合は投げ銭ではなく SNS 等でシェア or スキ いただけると嬉しいです〜

励みになります!
220
0 → 1 を繰り返して、気付けば、売れないバンドマンからデザイナーになっていました。Zaim でデザイン × データ × マーケティングやってます。いいものを作ってちゃんと届けたい。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。